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私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って (日経ビジネス人文庫)価格: 800円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 私は高級ブランドがあまり好きではなく、特にルイヴィトンが群を抜いている。
ヴィトンの店舗で行列をなしている日本人なんか
「カモがネギをしょって火のついたコンロに飛び込んでいる。」ようにしか見えない。
「長く使うなら高くてもいいものを」
モノがいいのはわかるけど高すぎでしょ。
日本人女性15歳から59歳の44%がルイヴィトンのバックを持っているという。
「なんで、こんなにバカが多いの?」
「その洗脳の過程は?」
そんな疑問を持ちながら手に入れたのが同書。
その多くの女性がル |
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ブランド帝国の素顔―LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン (日経ビジネス人文庫)価格: 680円 レビュー評価:4.0 レビュー数:8 ベルナール・アルノー率いるLVMHは、ディオール、ルイヴィトン、クリスチャンディオール、ケンゾー、セリーヌ、クリスチャンラクロア、ジバンシィら高級ブランドを抱える巨大コングロマリット。
ルイヴィトンの売り上げの4割は日本で、日本人のブランド志向は、ブランド品を貴族階級のものとしてあまり関心を寄せない欧米の庶民から見て異常に見えている。
90年代に有能なアメリカ、日本、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどのデザイナーを起用するとともに積極的にM&Aを展開し(M&Aの展開はライブドアvsフジテレビ、村上ファンドvs阪神電鉄を先取りしている感がある)、伝統的で優秀な手 |
類似ヴィトン―巨大偽ブランド市場を追う (小学館文庫)価格: 500円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 この本を読むと、「偽物を購入する」という行為について、深く反省させられます。日本人をはじめとするアジア圏の人間は「登録商標」や「ブランド」というものに関しての意識が希薄すぎる、そもそも「偽物」というもの自体、ルイヴィトン製品には全く関係ないもので、「ルイヴィトンを買った気になる」「人から見たらルイヴィトンに見える」という意識自体が大間違いではないか、と。歴史あるブランド(会社、職人)が作り上げたものを安易に模倣し、それを安く購入したいという行為の愚かさ、そう考える人間の多さ、そしてそれを利用して儲けようとする裏の社会。是非一読をお勧めします。 |
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